水神の母は今月初めに、中国本土に旅行に行ってきました。汕頭あたりに出張で働いている日本人と、北京在住の日本語通訳の中国人の2人の友達と一緒に、今回は九寨溝と黄龍に行ったそうです。片道2日間もバスに揺られてものすごい山道を走り、着いてみたら人の山。「景色は綺麗だったけど、目的地より道程の方が秘境だったわ~」との事です。(笑)
で、旅行話は置いといて、ここからが本題。母は土産に九寨溝と黄龍の観光DVD(本人はVCDだと思っていたようですが)を買ってきました。当然母は「観よう、観よう!」と持ってくる訳ですが、再生したら…
会社名、登録番号(?)表示 ↓ オープニング ↓11秒地点でオープニング開始に戻る( ̄□ ̄;)!! これでもパッケージ裏に、「ISBN 7-88571-175-7」とか書いてあったりします。何か、中国って…。(遠い目)
で、ここで「何だ、観れないぢゃん。捨て!」と言うのは簡単ですが、折角中国本土から買ってきた思い出の品物なので、修復大作戦を試みる事にしました。
…と言っても、ワタシはDVDプレイヤー対応のオリジナルDVDを焼いた事なんて1度もありません(データを突っ込んだだけのDVDは焼きますが)。手持ちのソフトもVCDのエラーをチェックしたり、MPEGデータをリッピングするものはありますが、DVDを編集するものは皆無。
そんな訳で、まずはソフトを探すところからスタートです。でもDVDのリッピングなんて滅多にやらないので、当然お金なんて出せません。
あくまでタダで! これが基本です。( ̄ー ̄)
とりあえずヤフーなどで検索してみたら、
DVD Decrypter というイギリスのソフトが評判が良いらしいことが判り、早速ダウンロード。日本語化パッチもありますが、使い方がイマイチわからないので、
DVD バックアップ・コピーガイド を参考にさせていただきました。
このDVD Decrypterで問題のDVDの中身を吸い出して、「FILEモード」でHDDに書き出してみたところ、どうやら中身の観光動画データはきちんと存在するのに、出だしのデータだけが11秒で途切れていてループしてしまうことが判りました。
しかし、ここで問題が。
DVD Decrypterで本編だけを抜き出すのは簡単ですが、それでは
DVD-Videoの規格 と構成が変わってしまうので(VIDEO_TS3種が無い)、このまま焼いてもDVDプレイヤーでそのまま再生は出来ないのではないかと思ったわけです。
そこで次に目を付けたのが、
DVD Shrink というスペインのソフト。リンクしたのは日本語版ですが、英語版もあります。このソフトの使い方は、先程の
DVD バックアップ・コピーガイド にもありますが、
DVDShrinkでDVDバックアップ にも詳しく出ています。
このソフトを使って「本編のみを抜き出す」操作を参考に、会社名表示と観光動画本編を抜き出しまして、本当はもうDVDライティングソフトが入っているのですが、折角なので先程インストールしたDVD Decrypterを利用して焼きこみ。結果は大成功でした!
やっぱりやってみるものですねぇ~。これでまた、母が壊れたDVDを買ってきても大丈夫ですよ。多分。…まぁあんまり機会は無いと思いますけど。σ(^_^;
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