カレー金華ハム帆立月餅。

 今月頭に台灣に行った際、変わった月餅が売っていたにもかかわらず、ほとんどが中秋節の日頃に引渡しの予約販売品で買えなかったので、香港朋友に「そっちに面白い月餅が売ってたら送って!」と頼んだら、私が頼んだ他の色々なモノと一緒に2箱送ってくれました。
問題のブツ。 1箱は胡麻餡・小豆餡・芋餡で塩卵の入ったパイ皮タイプの月餅で、純粋に美味しそうな物。本当は朋友は塩卵が嫌いらしいのですが、私が「大好き♪」と言ったのを覚えてくれていたのでしょう。
 そしてもう1つは…「金箔咖哩金華火腿瑤柱月餅」。つまりタイトルの「金箔カレー金華ハム帆立月餅」です。なかなか面白い選択ですね。確かに日本には、こんなおかず系の餡の月餅はありません。朋友も「私も食べた事がありません。食べたら感想を聞かせてね」との事。

切ってみた。 切ってみると、確かに中身の印象は月餅なんですが…見事にカレー色です。そしてナッツと金華ハム。帆立はよくわかりません。
 かじるとまずカレー味です。煮込んだカレーではなく、調味用のカレーパウダー味。香港や台灣にはうっすらカレー味の炒め物などがよくあるので、それを思い出す味です。
 そして噛みしめると、カレーの中に金華ハムの甘しょっぱい味と旨味が加算。金華ハムもナッツもやや硬いので、食べ応えがかなりあります。ちなみに味の方も、帆立はよくわかりません。

 結論。おかず系月餅も意外といけますが、1日1個が美味しい限界かな。(;´Д`A

 食べてみたい水神のお知り合いの方は、是非ご一報を。(笑)
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大判焼・大根にんにく風味入り。

 台北旅行の記事に写真を入れていて思い出したんですが(9月2日分から6日分まで写真追加&加筆しました)、先々週の旅行でとても驚きの台灣定番商品を食べました!…そう、タイトルにも書いた大判焼です。

 日本で大判焼というと、普通はあんこかカスタードクリーム、目新しくてもチーズ程度ですよね。でも台灣だと、鯛焼きも大判焼も結構いろいろなものが入っています。あんこが緑豆だったり、ピーナツが入っていたり、胡麻餡だったりは当たり前。そしてこの時も、私は大判焼の屋台を見かけて「あ、ピーナツの大判焼だ。美味しそう♪」と思って頼んだ訳ですよ(ちなみに1個NT$15=約53円)。

ピーナツ? そしてぱくっと一口。…何か、昨日夕食で食べたとうもろこしのソテー味です。ニンニクきいてます。しかも歯ざわりが沢庵のような、ある程度しなっとしつつもパリパリした感じ。
 皮は普通の少し甘みのあるおやつ風なのに、いきなり中身がお惣菜なので、ピーナツ味だと思ってかじったワタシは滅茶苦茶びっくりしましたよ!( ̄△ ̄|||)

 後でサラさんに訊いてみた所、「それは大根。台灣ではよく売ってるよ~」と教えてくれました。
 いや~、ワタシは今回で台北旅行6回目ですが、毎回何気に発見があって面白いですねぇ。台灣って。(笑)

マンゴーヨーグルトドリンク。

 台灣でマンゴーがイマイチだったので、日本でマンゴーものを頂いてます。ちょっと前の日本のマンゴー商品は、「どこがマンゴーだよヽ(`Д´)ノ」ってな感じに味がダメでしたが、最近は結構侮れないモノが出てますね。…まぁマンゴープリンだけはまだまだですが。(-_-;)

 最近一番のお気に入りなのは、オハヨー乳業の「マンゴーがおいしいヨーグルト」。さらりとしたドリンクヨーグルトにマンゴーの果肉と果汁が入ってます。…まぁ果肉は「果肉のおいしさ実感」と書かれている割に「今何か入ってた?」程度しか入ってませんが、ちゃんとフレッシュマンゴーの味がします!
 欲を言えばもうちょっとマンゴー味が濃いと嬉しいんですが、現状のままでも結構良い感じ。

 ちなみに日本ミルクコミュニティ(MEGMILK)からも9月6日に「Yoplait のむヨーグルト・アルフォンソマンゴー」が発売されまして、こちらも同じ位美味しいのですが、個人的には微妙な花に似た香りの赤いマンゴーより、濃厚な果物感が強い黄色いマンゴーの方が好きなので、オハヨー乳業のものばかり買ってしまいます。

 どちらも定番商品という訳ではなさそうなのが残念ですが、「季節の定番」にはなって欲しいですね。

今回の出来事。

 今回台湾に旅行に行って、衝撃&心に残った出来事(日記に書かなかった分)をまとめてみましょう。

★マンゴーが美味しくなかった。
 台風の影響でマンゴーがあまりとれなかったようで、値段が高い割に青くて香りが少なかったです。
 今回台北站直結のホテル「シーザーパーク」の地下にあるフルーツ屋さんで芒果冰(90元=約317円)を頂きましたが、果物専門店ですら中央部しか甘くないマンゴーを使ってまして、帰る前日に食べた綿綿芒果冰なんかは95元(約335円)の割にマンゴーの味がほとんど判りませんでした。
 日本で冷凍マンゴーを食べるよりは美味しいですが、旅行の目的のひとつでもあった為、かなりがっかりでした…。昨年はとても美味しかったので、来年に期待!

★レートが悪かった。
 私達が黑衣・白衣の木偶を買ったときはもっと悪かったのですが、今回レートが1元=3.52円前後でした。
 前回レートが良かった為余分に換金しておいたのが6000元位あったのと、今回台湾朋友に頼まれた買物分は中間レート(1元=3.4円位)で計算して貰ったので多少はマシですが、次はもっとレートのいい時に行きたいですねぇ。

天成大飯店のインターネット(ADSL)が有料だった!
 いえ、無料だと思い込んでた私が間違ってるのかもしれませんが。「各部屋ADSL回線完備」と書いてあるのを見て無料だと思い込んでたのに、部屋の「接続方法」を見たら「ご購入のチケットのIDとパスワードを~」と書いてあるじゃないですか!?サラさんに確認してもらった後、カウンターに行ったら1時間100元(約352円)、1日300元(約1,056円)と言われたので、3日分頼んできました。
 ADSLの利用方法は、鏡台の横にジャックがあるので持ち込んだパソコンをLANケーブルで繋ぎ(LANケーブルは無料で貸してくれます)、ネットワークがきちんと繋がった状態でブラウザを開いて何かサイトを開こうとすると、ブラウザ画面にIDとパスワードを入れる画面が出るので、フロントで購入したチケットを開封して書いてあるIDとパスを入れ、先に進みます。ログイン後は強制的にコスモスホテルのサイトに繋がりますが、その後は勿論自由です。フロントで聞いた説明では1日=0時~24時と言っていましたが、開始時間から24時間が正解のようです。時々ネットワークが繋がってくれなくて困るのと、回線速度が結構遅いのが不満なところですが、部屋で好きなだけ繋げるのは便利だし、自分のPCを使えるのも魅力なので(逆に言えば、PCが無いと利用できないんですが)、まぁいいって事で。(^_^;)

★天成大飯店のスリッパがイカ臭くなかった!
 安いホテルなのに使い捨てスリッパを用意してくれているのは、大変有難い事なんですが…。以前はスリッパのゴム部分もしくは接着剤が悪かったのか、袋を開けると激しくイカのようなニオイがしたのです。
 今回私がスリッパを忘れたので、仕方なく備え付けのスリッパを開けたら、あのニオイが無い!普通に100円スリッパ系のビニール臭が少しする程度ですよ!!やっぱり不評だったんでしょうか、前のヤツ。ワタシも変わって嬉しいですけど。

台北から帰国。

 いよいよ最終日です。乗る飛行機は午後2時頃出発なのですが、安い連れまわしツアーの為集合は10時。
 ホテルで最後の朝食の後、荷物をきっちりと詰めて余った時間をネットに使い、天気予報などをチェック。日記を書いていたら、9時16分に軽い地震がありました。震源地は花連沖13m、水深12mでM6.1だったようですが、花連と宜蘭は震度3。台北は多分震度1か2程度だと思います。台湾も日本と同じく地震が時々起こる国ですし、揺れ自体も大したこと無かったので、念のため入り口のドアを開けたら廊下にいたホテルの掃除婦が「あらあら」みたいな感じできょろきょろしてた程度でした。この地震の影響は特に無かったようです。

 準備を整えて集合10分前に部屋を出て、チェックアウトしてホテルのロビーに行きました。日曜日に台湾朋友を待つ際に、ここのロビーの土産物屋の奥さん方と顔なじみ状態になってましたので、帰る前にちょっとお土産を買って行きました。土産を買っている最中にお迎えが来て(集合5分前だったけど)、慌しくお別れ。重いスーツケースを預けてバスに乗り込んだら、ガイドのお姉さんが龍眼をくれました。「今しか食べられないから食べて」と、1人1枝(10個位?)頂きまして、食べてみたら甘くて葡萄っぽい味。今まで缶詰のとベトナムで生のを食べましたが、どちらも微妙に硬くて大根みたいな食感&味だったのです。今回初めて果物らしいのを食べました!(笑)

↓龍眼。荔枝が終わった頃に出る、大きさとつくりが荔枝に似た果物です。中に大きな黒い種があるので注意。
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 途中ガイドさんが客2人を拾い忘れると言うハプニングがありましたが、予想通り免税店「エバーリッチ」に到着。買うもの無いけど、一応ぶらぶら見てみるか~なんて食品売り場に行ったら、何と!店員さんに顔を覚えられてました。( ̄□ ̄;)!!年に1~2回しか行ってないんですけどねぇ。双子だから覚えてたんでしょうか。何だか何も買わない訳にはいかない気がしてきて、お菓子と珍しい蓮の花茶を買ってきました。蓮花茶は密閉容器にたくさん入っていて、1個ずつばらして配れそうなので、皆様お楽しみに~。…でも味は期待しないで下さい。(爆)

 空港に着いたら荷物を預けて解散でしたが、帰りも第2ターミナルを使ったので、台湾のような気がしません。あの何となく庶民的な第1ターミナルに比べ、何だか香港の空港みたいにえらく近代的な感じ。チェックイン後にわざわざ2階に上らなくて良いのは便利ですが、ちょっと調子が狂います。
 手荷物から木偶の操作棒(天地同)が2本も飛び出していたので、ガイドさんは「大丈夫~?」と心配してましたが、当然のように何事も無く荷物検査を突破。ええ、最近よく日本人がこんなのを持ち帰ってますからね。係員も慣れてるんでしょう。多分。(笑)
 第2ターミナルは出国審査後にたくさんブランド店や免税店が並んでいて、AからEあたりまである各ターミナルにも店があります。チャイナエアラインはDターミナルなのですが、エバーリッチの他は「新東陽」しかなくて、収穫はイマイチ。第1ターミナルだと、本屋とか雑貨の店もあるのにな~。

 しばらくうろうろしていたら、搭乗時間になったので乗り込みましたが…。何と、私達の隣の老夫婦の奥さんが足を骨折しているようで、席を1人で2つ取られた為ワタシの席が無い!乗務員に訊いてみたら、しばらく待たされた後後方の席に案内されました。後ろは結構席が空いていて、荷物も問題なく入ったし、席の場所は中央だったので窓は見えませんが、隣や前後に人がほとんどいなかったので、実は結構良かったのかもしれません。
 飛行機は最後から2番目に遅い便を選んだので、空港に到着したのが夜7時頃、少々空港でのんびりしてからバスに乗り、家に9時過ぎに到着しました。一番遅い便だと家に着くのが11時過ぎなので、やはりこの位が丁度いいのかも。
 家に着いたらのらさんがいて、「ただいま~♪」と抱かかえようとしたら走って逃げたので、無理矢理捕まえてこねてみました。はなさんは同じく走って逃亡・ベッドの下に隠れたので、後で出てきてからこねこね。私達の留守中にまた2匹してあちこちで吐くわ、のらさんがトイレの隣で用を足すわ(はなさんが大用をした後なのが気に入らなかったらしい)大変だったようですが、まぁ大したことなくて良かったです。(^_^;)

台北4日目終了。

 昨日ゆっくりお風呂に入って寝ようと思ったのに、何だかその気力もなくそのまま倒れて寝てしまったので、朝入る事にしました。…今回泊まった部屋はドライヤーが壊れかかっていて、ボタンを押している間熱風が出るタイプなのに、しばらく使っているとボタンを離しても熱風が止まらずちょっと焦りました。(;´Д`A

 朝食後に部屋に戻ったら、何と掃除の真っ最中!今日は朝ごはんの時間が少し遅かったので(と言っても戻ったのは9時前)、お掃除の人が来てしまった模様。ある程度片付いていたとはいえ、パソコンつけっぱなしの寝巻き置きっぱなし(ちゃんと畳んであったけど)、化粧水なども出しっぱなしだったので、ちょっと焦りました。…木偶は毎日出しっぱなしでしたけどね。(笑)

 予定より早く部屋を一旦出ないといけなくなったので、すぐそばの地下街をぶらぶら歩いてみました。何だか地下街がまた増えたようなのでちょっと降りてみたら、入り口付近にビアードパパと寿司屋が入ってました。あとはワゴンに「Famous Amos」というクッキーの店も。この店は以前ソニープラザの一角にあって、時々焼きたてクッキーを買いに行ったのですが、だいぶ前に無くなってしまったのです。また食べたいなとは思ったのですが、お店の人に頼んで詰めてもらう量り売り方式なので、「100gってどの位?」とか訊けなくて、結局買わずに行ってしまいました。自分ですくって取るタイプとか、いくつか大きさの違う入れ物が置いてある所なら、指差しで頼めるんですけど。(´-`)
 台湾で大人気の「ミスタードーナツ」もありました。まだ開店前だったので人はいませんでしたが、昨日「微風廣場」の1階にあった店は長々と行列が出来てました。

 外で適当に時間をつぶした後部屋に戻り、日焼け止めを塗ったりして身支度を整え、今度は華陰街へ行きました。アクセサリーや化粧品、玩具などの問屋さんが並んでいるらしいのですが…。何か微妙にハズレでした。(ーー;)
 今回化粧品は要らないし(化粧品用の材料の店はちょっと面白かったけど)、チープなアクセサリーも数軒ありましたが、パーツが欲しかったので見ませんでした。玩具屋さんはあることはあるんですが、4~5軒しかなくて私達の欲しいもの(人形服とか)は無し。ビーズ屋さんもやはり限られた1区画に数軒しかなくて、いつもの「東美飾品材料」以外は覗くだけでほぼ終了でした。天然石を扱う店も一応あったのですが、正確には天然石と仏具系(石仏とか石で出来た縁起物)を扱っていて、どちらかと言うと仏具系に力を入れているようなので微妙な所。ディスプレイ用品店で1/6人形に使える屏風や1/6、MSDなどに対応の中華な傘などが買えますが、全体的に収穫は少ないので、迪化街のなどに行くついでに寄るといったような用事がない限り、あまりお勧めは出来ません。

050904-1.jpg華陰街の東側は洋服の店が多いです。この道より1本北側を平行に走る路地は、安っぽいアクセサリーがいっぱい。
この洋服屋の通りをそのまままっすぐ行くと、2~3ブロック超えたあたりにディスプレイ用品の店が2軒程と玩具屋さんが3軒程あって、更に進むとビーズや手芸用品の店があります。

050904-12.jpg途中で「胡椒餅」の屋台を発見して、早速購入。
お値段は1個NT$35(約123円)です。
パイとパンの中間みたいな生地に胡椒のきいた牛肉の具が入った食べ物で、小腹が空いた時にはぴったり。
…でもこれは、以前食べたものよりちょっと辛かったです。ワタシには飲み物必須。(^_^;)

 迪化街についた時点で昼時をかなり過ぎていたので、近所でごはんを頂いてから布屋ビル「永樂市場」へ。今回残念ながら収穫が少なかったようですが、まぁそれなりに色々買ってきたようです。

050904-2.jpg永樂市場近くにある御飯屋さん街で食事。
雞肉飯NT$20(約70円)、担仔麵NT$30(約105円)、燙青菜NT$30。
青菜はにんにく風味で食後の自分がちょっぴり気になりますが、なかなか美味。ごはんは安いけれど一口サイズなので、主食と言うより副菜の1つという感じ。どれも素朴に美味しいです。
ちなみに店のおばちゃんが日本語を少し話せました。ちょっとびっくり。

050904-3.jpg永樂市場の建物の乾物屋街方面側。いつの間にかこんなにレトロっぽく変身してました。
…でも「永樂美食廣場」って、もしかしてやっぱり薄暗くて入りにくいまま?<未確認。(;´Д`A

 そして思ったより時間に余裕があったので、ついでだから「大稻埕偶戲館」にも寄ってみようと足を伸ばしたのですが、行ってみたら残念ながら閉まってました…。どうやら手元の資料が古かったようで、定休日は日曜祝日だけになっていたのですが、いつの間にか月曜日も休みになっていたようです。

050904-4.jpgがーん、閉まってる…。( ̄□ ̄;)!!
シャッターが一部だけ開いていて、中に人が1~2人いましたが、仕方ないので表の写真だけ撮ってみました。

050904-5.jpgついでに道向かいに出ていた屋台で、愛玉冰と豆花冰をいただき。1杯各NT$20(約70円)です。
豆花は具が選べたようですが、無難なピーナツにしてみました。豆花は軟らかい豆腐にほんのり黒蜜味のあっさりしたシロップが素朴に美味。
愛玉はちょっと不純物が混ざっていましたが、きちんと「愛玉」を使って手作りで作っている感じがして良し。シロップに何か入ってる?と思ったら、店の小姐が「それはジャスミン。虫じゃないわよ」と英語で教えてくれました。レモンとほんのりジャスミン&金木犀が入ったシロップは、ちょっぴり新鮮な爽やかさ。どちらもつるっと美味しく頂きました。

 仕方ないので一度タクシーでホテルに戻り休んだ後、肩や首がつらくなってきたので近所のマッサージ店に行ってみました。

 今回利用したマッサージ店は「知足健康中心」という、今回泊まった「天成大飯店」の3件隣あたりにあるビルに入った所で、本当は予約が必要なのですが、行ったらたまたま人がいなかったので入れました(前日の夜も行ってみたら、施術中だったのでドアホンを押しても誰も出てくれなかったけど)。
 今回肩と首が凝っていて目が痛かったので、全身マッサージ1時間コース(1,000元=約3,500円)を頼みました。指定したので肩と首を中心にぐいぐい揉んでくれましたが、消炎鎮痛剤のようなクリーム(湿布のにおいがする)を塗りつつマッサージするので、薄着で行ったほうが良い感じです(服は脱ぎませんが、襟首や裾から手を入れて背中を触るので)。日本でも「肩バリバリですね~」と言われるんですが、やっぱり揉んでいてゴリゴリ音がするので、何気に驚かれてました。(;´Д`A

 1時間は意外と早く終わってしまい、最後にお茶を飲んで終了。マッサージ直後は少し休んだほうがいいらしいので、一旦ホテルに戻って休み、今度は士林夜市へ。マッサージの後だというのに元気に歩き回って、いつも食べ損ねる「大雞排」(1枚45元=約158円)とかマンゴーかき氷とか、色々食べてました。

↓「雙胞胎」(双子)という食べ物発見!揚げパンみたいなもので、三角が2個くっついたような形。1個NT$10(約35円)。
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050904-8.jpgフルーツデザートや食べ歩きおやつを売っている店の大雞排。揚げてから調味料をかけ、焼いて仕上げるので食感がカリカリ!
しかもこの大きさってば、かなりびっくりです。何とちゃむりの身長とほぼ同じ!<内輪ネタ。

↓烤鴨夾餅。薄切り鴨肉と野菜のクレープ巻きです。1個NT$35(約123円)。
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050904-11.jpg士林には老舗のかき氷屋があったらしいのですが、場所をチェックするのを忘れたので適当な店へ。この店では大抵のかき氷がNT$50(約175円)でしたが、マンゴーのかき氷はNT$90(約315円)、綿綿芒果冰(牛乳を凍らせた氷のかき氷&マンゴー)はNT$95(約333円)でした。
そしてお待ちかねの綿綿芒果冰のお味は…やっぱりあんまりマンゴーの味がなかったです。牛乳かき氷部分はそれなりに美味しかったんですけど。(´-`)

 本当はもっとあちこち行きたかったのですが、恐怖の荷物詰めがあるので10時頃ホテルへ。今回は意外と物を買っていない筈だったんですが…。霹靂の攻略本と天宇VCDがかなりかさばって、もう荷物が大変な事に!体重計があったので量ってみたら、2人ともスーツケースだけで23kg位ありました。姉のスーツケースにVCDと本、私のスーツケースは衣類などかさ張る物をいれたのですが、蓋が閉まらなくて無理矢理乗っかって閉めました。

台北3日目終了。

 本日は台湾の木偶劇ファンの皆さんと外拍(外で写真を撮ってくる)です。旅行前に掲示板で話を決めてあったので、うちも日本から1尊「天關殘墜・獨翺」を連れて行きました。…実は翼のあるキャラクターなので、どうしようか悩んでいたのですが、思い切って翼を外したら軽いしコンパクトに!木偶撮影会に木偶が無いと寂しいので、本当に連れて行って良かったです。
 撮影に使う場所は「士林官邸」。士林站から木偶を手に持って歩いていたら、途中の店のおばちゃんに「士林官邸に行くの?」と声をかけられました。

 撮影会はやはり日本人と同じく、ひとつ場所を決めたらそこを本拠地としてその近隣で写真を撮る程度なので、士林官邸全部は回りませんでした。そして木偶を撮ったり動かしたりするのに気をとられて、あまり中華風な背景が写っていないような。σ(^_^;
 今回姉がオークションで買った木偶を引き取ったので、私が阿關、姉が女の子木偶を連れて参加でしたが、参加した木偶は8尊なのに女の子がうちの1尊しかなかったので、かなりモテました。(笑)
 そして「黒猫」さんのオリジナル軍師キャラが積極的にアタックしてきたので、姉が「軟派野郎だ~」とか言ったら、ご参加の皆さん大ウケ。皆で「ナンパヤロウ~」(字は「搭訕野郎」らしい)とか呼び始めてしまい、そのままあだ名になってしまった模様です。…「軟派野郎」って、もしかして「おじさん」「おばさん」と同じように台湾人が知っている日本語だったんでしょうか。(;´Д`A

 そんな感じで写真を撮った後、昼は士林站近くで黄色い外壁が目印の「伊莎貝拉風情館」という店で昼食をとりました。この建物がとても変わっていて、フロア毎にイメージが違うのです。1階がイギリス風、2階が地中海風、3階(&4階?)がフランス風らしいです。今回は2階の席を予約してあったのですが、天井の一部が窓になっていて水が流れていたりして、すごくお洒落な感じ。料理はイタリアンで、メインディッシュは220元前後。セット(スープとパン、飲み物がつく)は100元追加なので、予算は320元位(約1,120円)ですね。ただ言葉がわかる人が一緒じゃないと、やや入りにくいかもしれません。

050903-14.jpg伊莎貝拉風情館入り口。
士林站2番出口を左に出て、細道をまっすぐ歩くと左側にあります。
まっ黄色の壁が目立つので、すぐにわかります。
…ただこの入り口のドア、何故か外から開かないんですよね。立て付けが悪いのか、設計的にそうなっているのかは謎ですが。(;´Д`A


↓天井に水が流れてました。地中海風は黄色と青が基本色のようです。
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 皆さんとは午後3時頃に別れていったんホテルへ戻り、今度はまたサラさんと「微風廣場」へ行ってみました。ここに台湾の飲料メーカー「黑松」という会社の博物館「黑松世界」があるというので、変な飲み物愛好者として(笑)一度行ってみたかったのです。あとは東急ハンズの海外第一号店があるので、どんなものか見たかったし。
 でも、行ってみたら微妙にがっかりです。ハンズはそれなりに色々なアイテムが揃っていて、現地の人には良いかもしれませんが、ほとんどが日本の物なので、日本人にはあまり意味がなかったです(微風廣場自体日本の店が結構入っているので、日本製品や流行品を買いに行く人がいっぱいだし)。
 そして黑松世界!…本によく載っている写真のままなんですが、展示自体も写真に載っている程度しかないです。広さは本当にショッピングセンターの店1つ分ですか。入り口の大きな自販機で現在販売されている「黑松」の商品が全部見られるし買えるのは面白いですが、展示内容にあまり期待してはいけません。(-_-;)

↓黑松世界入り口と中の様子。中は明るく撮れてますが、実際には結構暗かったです。
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050903-9.jpg入り口左の大きな自販機。黑松の発売中の飲み物が全て揃っているようです。
販売機の周辺にはテーブルと椅子が設置されていて、その場で座って飲めるようになっています。

贅沢を言うと、「黑松世界」限定の復刻版パッケージとか限定飲み物があったら良かったのですが。

050903-17.jpgちなみに自販機のすぐそばにこんな黑松ワゴン車があって、ここが案内所になってます。
黑松グッズもこちらで買えますが、現物が並んでいるわけではないので、見本品を見て服務員のおねーさんに「これを何個下さい」と言わなくてはいけないのが、中国語の話せない身としては面倒なところ。(;´Д`A
(まぁメモに書いて渡せば良いのですが。)

 と言う訳で予想外に早く用事が終わってしまったので、早く帰って休むことにしました。

050903-11.jpgちなみにこちらは、忠孝復興站5番出口から微風廣場へ行く途中にある、人気の大判焼屋さん「同心圓水晶紅豆餅」。
微風廣場に行く時は2M程度行列があったのですが、帰りはほとんど客がいなかったので寄ってみました。
↓「水晶芝麻」(胡麻)と「水晶花生」(ピーナツ)・各NT$15(約53円)
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餡が普通に入ったものもありますが、「水晶」とつくものは餡が透明な餅っぽい皮に包まれて入っています。甘味は少なめで、何気にむちっとした感触が面白いです。結構お勧め。

台北2日目終了。

 2日目はホテルで朝食後、建国玉市に行きました。台北站周辺にあるホテルからタクシーで100元(350円)程です。電車で行くのも良いのですが、場所が駅から意外と離れてますので、タクシーを使うのが一番楽で早いです。
 ここは観光案内によく紹介されている、道路の高架下を利用した意外と広い翡翠市場です。隣には花市もありますが、生花や植木は検疫が面倒なのでパス。植木鉢など検疫の要らないものが欲しい人には良いかもしれません。但し、花市も翡翠市も土日しか開いていません。
 玉市は翡翠や天然石を使ったアクセサリーや壁掛け飾り中心で、他に仏像、骨董品、お茶のポットと茶葉なんかが売っています。携帯電話のストラップなんかも手頃な値段で売っているので、お土産にも良さそうです。但しあまり高級な石や骨董は、見る目がないとハズレをつかんでしまうかもしれません。要注意です。でも天然石が欲しい人には、日本の半額~1/3程度で買えるので、とても魅力的かと。

↓建国玉市
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 玉市の後は適当に牛肉麺を食べに行き、そのまま光華商場へ。牛肉麺は裏路地のそこそこ綺麗な地元っぽい店で1杯90元(約315円)のものを頂きましたが、五香粉風味の肉は良く煮てあって柔らかく、スープに旨みがしっかりと溶け込んでいて、かなり美味でした。澄んだスープの方はあっさりとしつつも旨みのある味で、赤っぽいスープの方はちょっと辛目で味が濃いのですが、どっちも甲乙つけがたいですね。

↓牛肉麵の店 写真2枚目は、左が「清燉牛肉麵」で右が「紅燒牛肉麵」
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 光華商場は「台湾の秋葉原」と言えるパソコンパーツ、ゲーム、漫画やDVD・VCD店の並ぶ場所ですが、今回は「天宇布袋戲」のVCDと、「霹靂布袋戲」の攻略本を山ほど買ってきました。…持って帰るの大変です。
 あとは前から買おうと思っていた、ノートPCクーラーを買いました。ちゃんと天板がアルミでファンが2個ついていて、USBで動くヤツです。重さもかなり軽くてびっくり。普通こういうのは日本で買うと、どんなに安くても3,000円は下らないと思いますが、690元(約2,415円)でした。…日本で全部プラスティックのでっかくて重いの(セール品で2,980円)買わなくて良かったです。σ(^_^;
 ちなみに光華商場の入り口や周辺には、いつも屋台がたくさん出ています。フランクフルトにジュース、「豬血糕」という豚の血が入った餅(血の味はしなくて、香菜入りのきな粉をつけて食べる)に大雞排(平たくて大きなフライドチキン)などなど。今回においに釣られて大雞排を買ってみました。1枚40元(約140円)で、私の買ったのはカリッという歯ごたえはないものの、揚げたてでかじりつくと肉汁がじゅわっとにじみ出てきました。猫舌にはちょっと辛いですが、ほのかな香辛料の香りがまた素敵に美味。やっぱり台湾に来たら大雞排は食べたいですね。<と言いつつ毎回食べ逃してる。(爆)

↓大雞排の屋台。シナモンに似た香りが立ち込める。大雞排はとにかく大きい!
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 本当はこの後「微風廣場」というショッピングモールも行こうと思っていたのですが、荷物が重いのでやめ。そのまま電車でホテルに戻り、荷物を置いてきました。
 夕方にまた台湾朋友サラさんが来てくれたので、一緒に「偶の家族」という木偶屋へ。以前と店の場所が変わって、台北から近くなったのですが、バス停から微妙に離れていて裏路地なので、自分達だけではきっと行けませんでした。しかも店で、姉がオークションで買った木偶に着せる新しい衣装を選ぶ時も、あれこれ注文をつけたりするのを手伝ってくれました。有難うサラさん!
 あとは台北駅近くで夕飯を頂いてから解散したのですが、最後に足つぼマッサージの為に龍山寺に行きました。このあたりは「華西街夜市」というのがありまして、何故か足マッサージの店が集中しているので、ここで適当な店を選んで入店。足湯の後30分程度のマッサージで400元(約1,400円)でした。よく足つぼマッサージは痛いと聞きますが、ワタシは全然大丈夫。でも姉は痛がってました。…ワタシって、健康?(^_^;)

 マッサージが終わったらもう夜12時を回っていて、終電が行ってしまった為仕方なくタクシーで帰りましたが、深夜料金とはいえメーターの上がりっぷりにびっくりでした。龍山寺の駅から台北駅隣のホテルまで125元!まぁ日中この距離を乗ったことがないので何とも言えませんが、100元かからないと思っていたので意外でした。

台北1日目終了。

 今日チャイナエアラインで、台北に到着しました!
 …着陸は1時頃だったんですが、チャイナは接岸にやけに時間がかかるので、飛行機を出たのが1時20分位で、入国審査まで終わったら2時近くなってました。日本を出る時、出国審査の列がものすごく長かったのに、台灣に着いたらたいしたことなかったです。
 今回使ったのは中正国際空港の第2ターミナルで、出来たばかりなので当然すっごく綺麗でいつもと違うので、何だか違うところに来ちゃった感覚。(笑)
 ちなみに昨日から外国人歓迎キャンペーンをやっていて、出口(入国ゲート?)でくじ引きやってます。乗ってきた飛行機の半券とパスポートを出すと1回引けますが、当然のようにいい賞があたるわけがなく、参加賞のショッピングバッグを貰ってきました。

↓えらく無機質で近代的な第2ターミナル。2枚目は入国口。
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050902-3.jpg賞品はかなり豪華だったようですが、実際には参加賞ばかりが出てゆきました。
まぁまぁ可愛いバッグなのですが、まちが無いのであんまり荷物は入りません。
…一応ちゃむり対応。<内輪ネタ。

 到着後ホテルに荷物を置いて出かけましたが、小腹が空いたのでまずホテル下の「苦茶の家」でおやつ。私は芋の煮たヤツ、姉は小豆と蓮の実、百合根を煮たデザートを頂きました。夏だからか氷の入った冷たいデザートになってましたが、素朴に美味しいです。

050902-4.jpg左が「蜜芋頭」、右が「百合蓮子紅豆湯」。
各NTS50(約175円)です。
蜜芋頭はさつまいもを軟らかく煮たもので、砂糖を使っているかどうかは判りませんが、割と自然な甘さです。意外と粘りがありつつも食べるとほっくり感のある芋!芋好きにはヒットです。
百合蓮子紅豆湯は名前の通り百合根と蓮の実とあずきを煮たもの。こちらも甘みあっさりの、みつ豆感覚漢方デザート(寒天ははいってませんが)。

 で、両替&携帯電話を買いに、タクシーでDFSギャラリアまで行きました。タクシー代は台北站あたりから80元なんですが、レシートを持っていくとギャラリアで使える100元券を2枚くれるので(会計1回に1枚しか使えないけど)、まぁ120元分お得なんでしょうか。どうせ土産買わないといけないし。(;´Д`A
 でも店に入ってみたら、何と携帯電話貸し出しはやめてしまったそうで、仕方ないので両替して貰った券を使って土産(1個だけ)を買い、早々に退散しました。

 今回初めて気がついたんですが、台北のガイドサイトで有名な「台北ナビ」のインフォメーション兼オフィス「ナビプラザ」って、グランドフォルモサ・リージェントのすぐ傍だったんですね。DFSから上がって出てきたら看板が見えたので、行ってみました。
 ホテルの部屋にもサービスで「な~るほどザ台湾」の小冊子とか、台北ナビ発行の新聞「ナビマガ」が置いてあるんですが、ナビプラザにはバックナンバーのナビマガがたくさんあるし、台北ナビで発行しているクーポンが刷って置いてあるし、あちこちのチラシがたくさん揃っているのでとても便利です。
 ちなみにナビプラザでも無料でインターネットに接続されたパソコン(1台だけ)を使えるんですが、珍しくOSがWindowsです。勿論普通に日本語で使えます。DFSギャラリアでも無料インターネットコーナーがありますが、iMacが3台なのでWindows派には使いにくいんですね。しかも買い物に連れまわされて来たような人達が粘ってるし。インターネットや情報収集をしたいのなら、絶対ギャラリアよりナビプラザが良いです。…但し、日曜はお休みだし平日でも17時半で閉まりますが。

 ナビプラザの後は、歩いて「四平街」という所に行ってみました。衣服がいっぱい安く買えるという話で行ってみましたが、なんかこう、微妙な所…。折角行ったのに結局何も買わず、おとなしくタクシーでホテルに戻ってみました。

↓四平街と道端の案内図。割と綺麗な商店街といった感じ。
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 夜台湾朋友のサラさんが来てくれたので、西門で一緒に夕食を頂きました。イタリアンの店だったんですが、価格はお手頃(ワタシが頼んだのは290元コース)なのにすごいボリュームです。スープにサラダ、メインディッシュ(パスタ以外はごはんがつく)、デザートに飲み物までついていました。美味しいけど多すぎるので、ちょっと残してしまいました…。おやつ食べなかったら入ったのかも。(;´Д`A

 そして折角西門に行ったので、前から気になっていた靴屋「小格格鞋坊」と、人形の服や目などを売っている店へ。靴屋は普通にあちこちで紹介されている所なので特に問題はなく、以前買ったアオザイと同じ中華生地でできたサンダルを買って来ました。
 それで人形用品の店なんですが。以前ネットで見た地図の場所に行ったら、ビルの中の一坪ショップみたいな所だったのですが、そのビル自体が工事中のようで店がほぼ閉店状態。お目当ての店も移転のお知らせが貼ってあったので行ってみたのですが、それらしい場所を見ても看板が見当たらず右往左往。結局サラさんが見つけてくれたのですが、裏の細路地にこっそりと入り口がありました。店はそこそこの広さで、ウィッグ中心ながら帽子や靴、服と目なんかもありました。目はアクリルアイ中心ですが、日本で買うより安いようです。残念ながら今品薄らしいのですが、3ヶ月位するとたくさん商品が入ってくるそうで、海外でも送ってあげるという話をしてくれました。…まぁウィッグは香港で買うから要らなかったりするんですが、目に関してはほとんどが台湾製なので、ここで買うのもいいのかなぁと思いつつ帰路へ。夜の睡眠時間が少なかった上に何度も細切れで寝て、中途半端に動いたので、何だかくたびれて風呂にも入らず寝てしまいました。

050902.jpg今回も台北站隣の「天成大飯店」だったので、例によって部屋の窓から台北站。
ようやく工事が終わったらしく、駅前にきちんとターミナルが出来ていました。

…あとは高雄行きの新幹線が完成してくれたら、とっても嬉しいんですけど。σ(^_^;

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