香港から友人が来ました。ひとりはビジュアルバンドの追っかけで時々日本に来るのですが、もうひとりはかなり久々の東京旅行だそうで、休みを取って1日案内してあげることになりました。
リクエストされたのは浅草・上野と水道橋と秋葉原。宿泊先の池袋へ迎えに行き、まずは浅草からです。
浅草はいかにもベタな観光地なので、週末はかなり混雑しているのですが、平日の所為か修学旅行生と明らかに観光の外国人がいただけで、結構空いてました。
あちこちの土産物屋をまわりつつ、お約束の「
あづま」の黍団子をつまみ食い。人形焼とかあげまんとか色々美味しいものはありますが、串刺しできなこがついた黍団子は割と珍しいかと思います。まぁ「柔らかくてきなこ味」なだけと言ってしまえばそれまでですが。(爆)

そして参拝前にいきなりブランチ。伝法院通りの反対側にある「
よろゐ屋」のラーメンが美味しいのですよ。友人2人ともラーメン好きらしいので、是非と思って連れて行きまして、「ざるラーメン」を食べさせてみました。香港の料理はかなり薄味が多いので、割り下で薄められるこのメニューにしたのですが、そのままで食べられたようです。
ちなみにワタシは「梅塩ラーメン」、姉とご一緒した日本人の友達は季節限定・1日30食の「ねぎ味噌ラーメン」(各750円)を頂きました。どれも素朴ながらもこくがあって美味しかったです。量はあまり多くないので、餃子を頼むと丁度いいかもしれません。
食事の後は浅草寺に参拝して、またぶらぶらしながら買い物です。この後上野で花見をするので、花見団子や和菓子を調達。きっと切山椒(山椒が入った羽二重餅みたいなの)も食べたことないだろうなと思って買ったら、やっぱり知らなかったようです。山椒の香りが独特なので好みが分かれますが、「面白い味~」と言ってました。
木村家の焼きたての人形焼も美味しいのでつまみ食い。…仲見世は危険な通りです。(笑)

適当なところで上野に行ったのですが、当然のように染井吉野は全然でした。でも2週間くらい前に見頃だった、上野公園入り口の大寒桜が頑張って咲いていて(葉が結構でてましたが)、公園内もちらほらと寒桜が。あとは五条神社の桜が思いがけず丁度見頃で、意外といい写真も撮れました。
ただ神社で花見は出来ませんので、写真だけ撮ったら場所探し。結局噴水のあたりに咲いていた、あんまり桜らしくないツリガネザクラだかそんな名前の濃いピンクの花の下で花見というか、シートを広げてまったりお茶しました。本当はもっと桜らしい花も向かい側にあったのですが、寒いのに日陰だったのでやめたのです。本当に、もう1週間遅かったらなぁと思いましたね。それなりに喜んでくれましたけど。
ここまでで結構時間をかけてしまったので(もう5時だし)、ここからは駆け足です。水道橋の
ジャンプショップは夕方6時に閉まってしまうので、大急ぎで大江戸線に乗り春日へ。
ちなみに途中アメ横でしっかりと苺を買って食べました。香港の苺は酸っぱくて、日本のものより美味しくないそうで、「すごく美味しい!」と喜んでました。確かに苺と林檎と桃、葡萄は日本のものが最高だと思いますが、その代わりマンゴーとか熱帯の植物は不味いですね。(;´Д`A
春日から行くとジャンプショップは遠いのですが、皆で走って閉店の40分ほど前に到着しました。そんなに広い店でもないので20分程度で終わり、水道橋駅周辺の剣道具店を回ってから秋葉原へ。本当は
AZONEや
Yellow Submarineなども案内したかったのですが、時間オーバーで
Volksとラジオ会館の
コトブキヤ、
アニメイトに行くのが精一杯。最後にヨドバシカメラをぶらぶらして、高架下の店に駆け込み海鮮丼を食べて1日終わりました。
色々見せたかったもの、食べさせたかったものはありましたが、やっぱり1日じゃ大変ですねぇ。そして忙しかったのでかなり疲れました。翌日ワタシは休みだったので寝腐れてましたが(腰痛かったし)、香港朋友はそれから何日もパワフルにあちこち回っていたようで、感心です。<流石に帰国してクタクタだったそうですが。