3日目は少し寝坊気味で、7時半頃に朝食をとりに行きました。変な時間に行くと食堂が混んでいるのですが、ギリギリで待ち時間ほぼ無しでした。今日はフルーツにグァバがありましたが、青くてあんまり熟れていないので、はっきり言ってジュースを飲んだ方が美味しいです。完熟だったらもうちょっと違うんでしょうけどね。(;´Д`A
この日の天気は昨日と打って変わってイマイチな曇天。時々雨がちらついたりしていましたが、傘は要らない程度。でも気温が少し低くて、同じ時期の東京より少しマシ程度でした。
最初の予定は、土日祝日しか開いていない
「建國假日玉市」に行く事。当初はタクシーで行こうかと思ったのですが、折角ツアー特典で地下鉄の1日券がついてきたので、使わせて頂きます。
建國假日玉市の最寄り駅は「忠孝新生」か「大安」と書いてありますが、乗換えがちょっぴり面倒ながら普段は乗らないモノレールに乗れる
「大安駅」へ。
2番出口から出て左側(信義路)へどんどんまっすぐに歩きます。地図だとどの位歩くのか判らなかったのですが、10分程度で着きました。
到着した時は左側(南側)が玉市かと思ったのですが、「建國假日花市」も見たいというリクエストで
右側(北側)へ。しかしどんどん進んで行ったら見覚えのある所に出て、「建國假日玉市」の看板が見えました。…どうやら玉市だと思った所は、まだ行った事の無い骨董市ゾーンだったようです。結局骨董市には行きませんでしたが、置いてある物が高そうなのでいいです。(^_^;)
建國假日市場を満喫した後は、ぶらぶら歩いて忠孝新生の駅から台北へ。今度は台北駅2階に出来た「微風台北車站」の中のフードコート
「牛肉麵競技館」で昼食です。やっぱり台灣ときたら、牛肉麺を食べないと!!
休日の所為か、もう午後1時になるというのに席が満席でどうなるかと思いましたが、何とか4人分確保できまして、各自好きな店で調達。名店揃いだそうですが、やはり人気の店は行列が出来ていました。そのうち全店舗食べてみたい所です。
昼食後は地下鉄で「西門」へ行きました。若者向けの店と映画館が多い街です。
駅前に
「西門紅樓」という、築100年の劇場があるのですが、敷地内で手作り雑貨を売るイベントを開催していました。どうやら「台灣独自のブランドを作ろう」という政府の方針で、芸術活動を応援する取り組みがあちこちでされているらしく、紅樓の中にもオリジナル絵本とか工芸品などを売る店がありました。今は無名でも、そのうち世界に通用する「ブランド」を作り上げる人が出てくるかもしれませんね。
ちなみに個人的に西門紅樓は、2000年の火災(一部消失)後の復旧作業中に少し表から見ただけで、中に入ったのは今回が初めてでした。入ってみると
お洒落っぽいカフェやらミュージアムショップやらがあって、ちょっと面白いですね。カフェのメニューもなかなかに美味しそうだったのですが、牛肉麺と地下街でつまんだコーヒーパンの影響で、全く食欲が無かったのが残念でした。
西門紅樓の後はぶらぶらと人形の店と、
「小格格鞋坊」という靴屋を見て周り、
「台北牛乳大王」で一休み。本当はまだお腹が空いていない状態でしたが、ここに来たら寄らないと!でも本当は、マンゴーの美味しい時期に来たかったですね~。マンゴーミルク美味しいのに…。(´-`)
その後は
「小花園」という靴屋さんにも行ったのですが、途中で道を間違えて映画館街をぶらぶら。しかし、ここで思いがけない珍妙な光景を目にしました。
若いおねーさんを囲むカメラ野郎共。
…日本でもコミックイベントとか、秋葉原でコスプレのお嬢さん方を囲む「カメラ小僧」とかはよく見かけますが、おねーさんはコスプレしている訳でも、何かのキャンペーンガールな訳でもない感じ。しかも背景に映画館の巨大な映画看板が入るのですが、別にその映画を宣伝したい訳でもないようです。
で、おねーさんを囲んでいるのが、若いとはちょっと言いがたい見かけ年齢の男性十数名。皆さん揃って一眼レフとかの高そうなカメラを持って、しっかりした三脚完備の人も多いです。
もしかして、実は写真を撮る趣味の方々の撮影イベントだったのかもしれませんが、そういう物なら普通公園とか海辺とかで撮りますよね。全くもって謎です。
西門をぶらぶらし終わった後、本来なら淡水に夕日を見に行くつもりだったのですが、何しろ微妙な曇天なので中止。どうしようかと皆で話し合いまして、マッサージ店に行く事にしました。しかし飛び込みで行くなら淡水か龍山寺が思い当たりましたが、淡水は遠いしマッサージだけの為に行くのもどうかと思うので却下。そして龍山寺は、マッサージ店の周辺に蛇料理屋があるので却下です。
今回利用の「天成大飯店」のすぐ隣のビルに
「知足健康中心」があるのですが、ダメ元で飛び込んでみたら運良く空いていたので、早速4人一気にお世話になりました。ここを利用するのは今回で3回目でしたが、今までは全身60分(1000元)だけだった所を、今回は初めて
足裏30分+全身60分コース(1500元)に挑戦です!
まず足裏マッサージから入るので、足湯を用意してくれます。店に着替えは無いので、捲って足を出せる服装が好ましいですね。あとは足も全身も、マッサージの時には湿布の匂いがするクリームを塗るので、気軽に洗える服で。
入浴剤っぽい黄緑のお湯に足をしばらく浸したら、ペーパータオルで拭いてベッドへ移動。寝た状態で足を揉んでもらいます。マッサージ前に足ツボの位置と表す部位が書かれた資料が配られ、マッサージしながら特に問題のある所は「ここは目です」とか「胃腸が弱いですか?」等と先生のコメントが入り、先生の手元の紙にもチェックされます。旅行中何となく喉の調子が悪く、やたらと咳払いが出たのですが、しっかりと「気管・喉」のツボにチェックが入っていてびっくり!他にもチェック項目が心当たりのある所揃いでしたよ。
実は以前龍山寺近辺の店で足つぼマッサージを受けた時、更紗は散々「痛い!」と唸っていたものの、私はどこも全く痛くなかったので、おかしいなと思っていたのですよ。今回も更紗と一番若い筈のお嬢さんが「痛っ!」を連発していましたが、私も一部結構痛い所がありました。まぁそろそろ痛いって言おうかなと思った頃に次のツボに行くので、悲鳴は上げずに済みましたが。きっと以前やってくれた龍山寺近辺のおにーさんは、修行中だったのでしょう。
足裏が終わると全身マッサージなのですが、先程
足つぼの具合で悪かった所を重点的にマッサージしてもらえるようです。私は肩と首が結構ひどいのですが、きちんと施術してくれました。
マッサージ前は全員足がくたくたでしたが、終わったら凄くスッキリして元気復活!でも変な時間にマッサージに行ったので、施術には空腹でも満腹でもなく丁度良い状態だったものの、終わった頃にはもう9時頃ですよ。マッサージ後なので動きすぎるのも難だし、今更やたらな所に出かけると電車では帰れなくなりそうなので、昼に引き続き台北駅2階へ。今度は「台灣夜市」コーナーで、今回最後の夜食です。10時には閉店してしまうのでちょっと急いで行ったのですが、思ったよりゆっくり出来ました。
10時を過ぎると地下街も全部閉まってしまい、台北駅周辺も歩いたものの、流石にどこも閉まっていたので、この日はこれでお終い。しかし部屋に戻ると、大量の荷物詰めという仕事が待っているのでした…。
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