2日目は
「猫の村」侯硐(ほーとん)へ行きます。朝食後に台北の鉄道駅に行って切符を買おうと思ったら、窓口の人に「
悠遊卡(台湾のPASMOみたいなの)持ってれば切符買わないで行けるよ」という旨の事を教わったので、切符を買わずにホームへ行きました。
しかし!一番早く来た列車は、全席指定の莒光号です。乗れるのか?と思ったら、地元民はそんな事お構いなく乗りまくり。つられて乗ってみましたが、指定席は取っていないので座れないと言うのに掴まる場所は無し。車両の接続部付近のちょっとした空間に、何人も
立ちっぱなしぎゅうぎゅう状態で1時間も揺られる羽目になりました…。ちなみに莒光号は各駅停車より早い事は早いですが、
飛ばす駅がたったの5つなので、早さは全く感じられません。
更紗の調査によると侯硐は各駅停車の列車しか止まらないとの事だったので、1駅手前の「瑞芳」で一旦下車。1時間立ちっぱなし乗車は結構辛くて、ホームに降りた途端にベンチへ直行。座れる喜びを噛みしめてから各駅停車のホームへ移動し、現地時間12時頃に無事侯硐駅へ到着しました。…でも実はここで降りる必要が無かった事に、日本に帰ってから気が付いたのは秘密。(;´Д`A
侯硐は駅のあたりが少し平地なだけで、あとはひたすら山ばかりです。猫で有名になる前は本当に普通の田舎の村だったというのも頷けます。
駅から繋がった細い通路(ちゃんと「猫村→」と書いてある)を抜ければ、そこはもう猫の村!あちこちに猫の飾りと猫の為の家、そしてあちこちにカメラを持った人が集まり、その先にはにゃんこがいます。とは言っても、ただ
割と人懐っこい猫が多い村にちょいとお邪魔している感じなので、商業的な施設はほとんどありません。本当に猫がいるだけで、あとは地元住民が軒先で土産物やちょっとした飲食物(かき氷とかジュース、豆花程度)を売る屋台を出している程度しかありません。公衆トイレも駅まで戻らないと無いかも?(使わなかったので不明。)
都市部に比べたら不便な事この上ないですが、その分とても地元らしいのどかさが漂う村で、まったり過ごすにはなかなかいいですね。週末でちょっと混んでましたが。
侯硐で2時間程のんびりした後、各駅停車の列車で座って台北に戻りました。帰りも結局は1時間そこそこですが、座れたので全然違いますね。
戻りついでに台北地下に新たに増えた「誠品地下街」に寄ってみました。前はえらくしょんぼりした地下街だったのですが、いつの間にかお洒落な店や人気の店が並ぶ場所に変身。地下街の名前にもなっている大手書店「誠品書店」を始め、スターバックスコーヒーやお洒落な輸入雑貨店、若者向けの服、天然素材の石鹸の店「
阿原」などがあって、若者で賑わっていました。「幾分甜」というパン屋さんも入っていて、パンの他に可愛いパッケージのパイナップルケーキ等も売っているので、土産を買いそびれた時に使えそうです。ちなみに味はごく普通でした。気になる人はバラ売りで味見してみるのもいいかも。
一旦ホテルに戻った後は、やはり無料wi-fi申込みが気になるので「
ナビプラザ」に行ってみよう!と電車で中山まで行ったのは良いのですが…土曜日なので、閉まってました。orz
仕方ないのですぐ近くにあるトイザらスと、その後ろのビルに入っている「頂好」というスーパーマーケットをぶらぶら。飲み物とかデザートとか、日本で買ったらえらい値段の
キーツマンゴー39元とか、色々買ってタクシーでホテルに戻りました。
ちなみにこの中山にあるトイザらスですが、実は同じ建物の隣が免税店みたいな店になっておりまして、よくツアーの最後なんかに寄らされたりします。免税品や免税店仕様の土産物に興味の無い方は、さっさと店を出て頂好にでも行った方が楽しいかも。
ホテルに戻って一息ついたら、今度は台電大樓へ。ここは師範大学周辺の夜市が賑わっている所なのですが、週末の所為か賑わいすぎてぎゅうぎゅう状態。前に進むのもやっとです。
本当は屋台で夕食を食べてもいいかなと思っていましたが、無理なので近くの「
極簡」というカフェに行きました。この店は「猫カフェ」というより「
猫が適当にうろうろしているカフェ」といった感じで、一般的な猫カフェよりもかなり色々ゆるいです。抱っこも猫が嫌がらなければOKだし。但し
衛生管理もゆるいので、皿に猫の毛がついていたり、店の奥の猫トイレが臭ったりします(臭いの気にならないシステムトイレではなく、猫用トイレに砂場のような砂を入れてあるので消臭効果ナシ)。ウチは猫が2匹いるので上記難点はほとんど気になりませんが、気になる人や猫アレルギーの人にはお勧めできません。
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