
昨年の夏に台湾へ行った際に買った味付け卵が、食べたら無くなっちゃうし~と思って取っておいたらいよいよ賞味期限間近になったので、食べる事にしました。
この「鐵蛋」は台北から電車で40分位北にある「淡水」という所の名産品で、卵を醤油とかスパイスが入った調味液でしっかりと煮込んで、殻を取って少し乾かしたものです。
卵は鶉の卵(小さい)と鴨の卵(中くらい)と鶏の卵(大きめ)の3種類があって、味は基本の醤油&五香粉をベースに、黒胡椒とかニンニク風味とか燻製風とか、かなり色々出ています。特にここ数年で爆発的に増えたような気が。
ちなみに半生な感じでやや歯ごたえがあり、独特の味付けと黒い色から、土産に持って行ったら「ゴムみたい」とか言われた事があります。ワタシは大好きですが、好き嫌いが分かれるかも…。(´-`)
※鶉の卵は特に白身が固くてゴムっぽいので、食べた事のない人には鶏の卵のヤツがお勧めです。
で、今回買った中で一番気になっていたのが、この写真の「牛奶」。何と
牛乳味ですよ!?
普通の「鐵蛋」が左に写っている真っ黒いヤツなのですが、この牛乳味だけ薄い茶色をしていて、他の鐵蛋から考えると味の想像がつかないので、ここは買うしか!と掴んできたのです。(この時は鶉の卵しかなかった。)
そして味ですが。
口に入れると、砂糖とは違うちょっと甘い香りが「ミルクです~」という存在感を醸し、噛みしめると卵の風味が出てきます。
…そう、これは!
パンケーキの味!しかも土産用のやたらと日持ちするヤツ!( ̄□ ̄;)!!
ちょっと乾かした煮卵なのでややパサパサ感というか、噛んでいるともくもくした感じがあり、より一層チープなお土産パンケーキ感が出ています…。悪くはないし斬新ですが、なんか凄い違和感。(笑)
とりあえず、変わった土産をお探しの方にはいいかも~。でも、次に買うなら鴨か鶏の卵かな。(^_^;)